パネル調査・カンファレンス
「パネル調査・カンファレンス」は、日本のパネル調査・研究の発展を目的に、2001年にスタートしたカンファレンスです。毎年1回、パネル調査の実施機関の関係者やパネル調査データの分析に携わる研究者などが参加して継続的に開催し、パネル調査の実施や分析にあたっての諸問題を議論し、研究成果を報告する場となっています。第17回までは、パネル調査を実施している機関の協力のもと、公益財団法人家計経済研究所(2017年12月解散)が主催してきました。第18回より、慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センターの主催となっています。
第17回パネル調査・カンファレンス
主催 | 公益財団法人 家計経済研究所 |
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共催 | 慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター、大阪大学社会経済研究所行動経済学研究センター、一橋大学経済研究所、東京大学社会科学研究所 |
日時 | 2017年10月15日(日) 13:00~16:45 |
会場 | 一橋講堂中会議場1・2 |
プログラム
- 開式の辞 (13:00~13:05)
- 司会:チャールズ・ユウジ・ホリオカ(公益財団法人アジア成長研究所)
- 「就業、結婚、出産に関する意思決定の国際比較 ― 日本、韓国、台湾のパネルデータを用いた実証分析」(13:05~13:30)
萩原里紗(明海大学経済学部) - 「婚姻状況と家事労働 ― 東大社研パネルを用いた検討」(13:30~13:55)
〇柳下実(首都大学東京大学院人文科学研究科)
不破麻紀子(首都大学東京都市教養学部) - 「血液型と献血行動 ― 純粋利他性理論の検証」(13:55~14:20)
〇佐々木周作(日本学術振興会)
船崎義文(大阪大学大学院経済学研究科)
黒川博文(日本学術振興会)
大竹文雄(大阪大学社会経済研究所)
- 司会:三輪哲(東京大学社会科学研究所)
- 「妻が働くことは所得格差を生み出すのか?」(14:30~14:55)
〇坂本和靖(群馬大学社会情報学部)
森田陽子(名古屋市立大学経済学研究科) - 「既婚女性の働き方と健康状態」(14:55~15:20)
〇小原美紀(大阪大学大学院国際公共政策研究科)
塗師本彩(大阪大学大学院経済学研究科)
- 「消費生活に関するパネル調査」の25年を振り返る」(15:30~15:50)
公益財団法人 家計経済研究所 研究部 - 司会:永井暁子(日本女子大学人間社会学部)
- パネルディスカッション 「パネル調査の現在・未来」(15:50~16:35)
樋口美雄(慶應義塾大学商学部)
石田浩(東京大学社会科学研究所)
北村行伸(一橋大学経済研究所)
- 閉式の辞(16:35~16:45)